ハロー♪エブリワン✨ジェムです♪♪
『関心領域』
をご紹介いたします~!
【目次】
あらすじ
第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく。
引用:
関心領域 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
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概要
『関心領域』は、イギリスの小説家マーティン・エイミスさんの同名小説を原作にして制作された歴史映画です。
■アウシュヴィッツ収容所とは
第二次世界大戦中にナチス・ドイツが作った強制収容所の一つです。国を挙げて推進していた人種差別による絶滅政策(ホロコースト)および強制労働により、とてつもない数の犠牲者を出しました。二度と同じような過ちを繰り返さないため、1979年に世界遺産登録され、戦争の恐ろしさ、惨たらしさを現代に伝え続けています。
本作は、第76回カンヌ国際映画祭にて、プレミア上映され、グランプリとFIPRESCI賞を受賞🏅✨
第96回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、国際長編映画賞(イギリス代表)、音響賞の5部門にノミネートされ、見事、国際行編映画賞と音響賞を受賞しました❣
本作の主人公で、アウシュヴィッツ強制収容所の初代所長ルドルフ・ヘスと彼の妻ヘートヴィヒを演じたのは、クリティアン・フリーデルさんとザンドラ・ヒュラーさん✨
とんでもない戦争犯罪者という印象から、私たちと変わらない人間であったのではないかという二人の人物像を見事に表現してくださっています✨
監督は、イギリスの映像作家、ジョナサン・グレイザーさん✨
彼が原作小説に興味を持ったことで、企画が立ち上がり、約10年がかりの意欲作となりました✨
🌸🌸🌸
見どころ
『現代を生きる私たちも、簡単に彼らと同じようになりうる』という警告のような、教訓のように感じる映画でした✨
ただただ、幸せな人生を求め、理想の生活を実現しようと努力した彼らと私たちで何が違うのか、しっかりと考えて、学ぶことが大事だと気づかされました✨
本作は、アウシュヴィッツ強制収容所に関連する作品でありながら、ショッキングなシーンはほとんどでてきません。ただ、たんたんと音で伝わってくるだけなのです。
それでも、膨大な資料を基に、細部まで当時のリアルを再現しようとした製作陣のこだわり、伝えたいメッセージがビシビシと伝わってくる作品です。
🍀🍀🍀
さいごに
日本にいたら、いろんな人の努力のおかげで、平和だと思うことが当たり前です。
ただ、自身の『関心領域』をどこまで広げるのかで、世界の見え方は大きく変わってきますよね。
たくさんの方にぜひ見ていただきたい作品です。