ハロー♪エブリワン✨ジェムです♪♪
『せかいのおきく』
をご紹介いたします~🌏
【目次】
あらすじ
江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出す。武家育ちである22歳のおきくは、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまう。
引用:
せかいのおきく : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
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概要
『せかいのおきく』は、江戸時代末期、「せかい」が変わろうとしていた時代に、世界に類を見ない「循環型社会」を実現していた江戸の町で、自分たちの「せかい」を必死に生きていた「ありふれた」若者たちの姿を描いた、「YOIHI PROJECT」の劇場映画第1弾となる作品です✨
■「YOIHI PROJECT」とは
日本の映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携して、さまざまな時代の「良い日」に生きる人間の物語を映画で伝えていくことを目的としたプロジェクトです。
日本を代表する映画美術監督・原田満生さんが発起人となり、100年後の未来の子孫たちが、映画を楽しむ「良い日」を迎えられることを願い、映画というエンターテイメントの力を通して社会的なメッセージを発信しています。
さらに、映画制作者と自然科学研究者が連携し、アカデミックな視点を作品制作やプロジェクト活動に反映させるユニークな取り組みも進めています。
本作の監督・脚本を『北のカナリアたち』『亡国のイージス』などを手掛けた阪口順治さん✨
主人公のおきくを演じたのは、黒木華さん。共に描かれる2人の若者・中治と矢亮を寛一郎さんと池松壮亮さんが演じられています。
彼らは、映画が映画になるかもわからない、企画段階の時から原田さんに協力されていたそうです!
🌸🌸🌸
見どころ
「せかい」とはなにか?
あえて、ひらがなで表現することで、この映画は観た人がその人の解釈でたくさんの「せかい」を思い描き、そのメッセージをそれぞれの視点で受け止められるようになっているおもしろい作品だと思います✨
本作を見て、糞尿を江戸中の肥溜め所有者から買い取り、地方の農家に販売するというリサイクルビジネスを行う「汚わい屋」という仕事があったことを初めて知りました。うんちからSDGsを考えるきっかけになろうとは、驚きでした✨
また、コミュニケーションをとりながら、人々が寄り添いあって、支えあって暮らせる長屋という場所もすごいなと思います✨
アンテナを張れば張るほど、いろんな発見がある映画です✨
🍀🍀🍀
さいごに
この映画のすごいところは、社会的なメッセージを伝えながらも、ちゃんとした青春映画として描かれているところです!!
見た後には、心がほっこりする、彼らの生き方を力をもらえる、そんな映画です✨
ぜひ一度、観てみてください~😊✨