ハロー♪エブリワン✨ジェムです♪♪
『デリシュ』
をご紹介いたします~
【目次】
あらすじ
1789年。宮廷料理人マンスロンは、創作料理「デリシュ」にジャガイモを使用したことで貴族たちの反感を買って解雇され、息子を連れて実家へ帰ることに。ある日、マンスロンのもとに謎めいた女性ルイーズが料理を習いたいと訪ねてくる。彼女の熱意に負けて料理を教えることになったマンスロンは、失っていた料理への情熱を徐々に取り戻していく。やがてマンスロンはルイーズと息子の協力を得て、一般人のために開かれた世界初のレストランを開店する。
引用:
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概要
『デリシュ』は、フランス革命前の18世紀、フランスを舞台に、世界で初めて「レストラン」を作った男の実話を元にしたヒューマンドラマです。
監督は、フランスの脚本家として有名なエリック・ベナールさん。
主人公の料理人、マンスロンを演じたのは『グッバイ・ゴダール!』のグレゴリー・ガドゥボワさん!
ヒロインは、フランスのアカデミー賞とも言われるセザール賞主演女優賞を受賞したイザベル・カレさんが演じれています。
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見どころ
18世紀のフランスでは、 料理人はひたすら料理を複製することが求められ、何も発明することができず、食に関する主導権を握ることもできなかったそうです。
また、食用でないだけでなくハンセン病などの病気をもたらすと教会によって断定されていた地中からの作物を使用してはいけない、というルールがありました。特に、ジャガイモやトリュフは悪魔の産物と考えられていたそうです。
当時貴族と聖職者は同様に天国の食べ物ということを信じており、空中にいるという要素が多ければ多いほど、神聖な存在になるという考え方です。ジャガイモは非常に栄養価が高いですが、フランスで認められるまでにはさらに100年かかったそう。
フランスにそんな文化があったなんて初めて知りましたが、その常識を打ち破り、市民に『食の自由』をもたらしたレストランの誕生秘話が見れるのはとってもおもしろいです✨
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さいごに
監督さんのフランスへの愛情と想いが詰まった一作だなと感じました✨
なにか新しいことをやるというのは、それなりに向かい風が起こるもの。耐え忍び、努力する姿に人が集まり、広がって、文化になっていくんですね✨
フランスにもこんな時代があったのかと学びになる一作です!ぜひ一度観てみてください✨🌈