ハロー♪エブリワン✨ジェムです♪♪
『アラバマ物語』
をご紹介いたします~🌸
【目次】
あらすじ
1932年、人種差別が根強く残るアラバマ州の田舎町。弁護士フィンチは妻に先立たれ、まだ幼い2人の子どもたちと暮らしている。ある日、彼は白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年の弁護を担当することに。何よりも正義を重んじるフィンチは、差別や偏見に立ち向かいながら、青年の無実を証明するべく奔走する。しかし町民たちはそれを快く思わず、フィンチや子どもたちに対する風当たりは日ごとに強くなっていく。
引用:
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概要
『アラバマ物語』は、人種差別が根強く残る1930年代のアメリカ南部を舞台にした法廷ヒューマンドラマです✨
原作は、1960年に出版されたハーパー・リーさんの自伝的小説です。1960年代はアメリカの公民権運動が高まった時代。彼女はこの小説で、1962年にピューリッツァー賞を受賞しました🏅
ピューリッツァー賞は、アメリカにおける新聞、雑誌、オンライン上の報道、文学、作曲の功績に対して授与される賞です。
主演は、『ローマの休日』のグレゴリー・ペックさん。彼は、本作の演技が評価され、第35回アカデミー賞にて主演男優賞を受賞されました✨
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見どころ
本作を見るにあたり、まず1930年代のアメリカがどんな国だったかを知っているとこの物語がさらに興味深いものとなると思います。
1930年代〜1964年の公民権法ができるまでの長い長い公民権運動の始まりの時代。
主人公のようにリベラルな考え方から黒人の被告を弁護できるような人はなかなかいなかったでしょう。
だからこそ、現代でも主人公の名が理想のヒーロー像として上がるんだと思います。
そして、この映画のタイトルでもあるこの言葉
『To kill a mokinbird』。
劇中で描かれるこの言葉の意味は、『ものまねどりは何も害を与えず、ただ楽しく歌っているだけ。( 白人たちが無力な黒人を虐待したり殺したりすることは、ものまね鳥を殺すのに等しい。)』という教訓です。
無邪気な子供の目線で描かれていますが、当時のアメリカの世論に訴えかけるようなメッセージ性の高い作品となっています✨
🍀🍀🍀
さいごに
SDGs(持続可能な開発目標)が認知されてから、『多様性』という言葉が当たり前になりつつある今だからこそ、本作の主人公フィンチ氏のような考え方、価値観を持つことが大事だなと思います。
子供たちに何を教え、どう伝えていくのか、今を生きる大人である私たちがちゃんと生きることが大切ですね。
人種や格差について考える良いきっかけになる映画だと思います✨
ぜひ一度観てみてください〜☺️🌈